卒業生が学校に戻ってきてくれました。
1年生の教室で近況について、お話して頂きました。
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毎日、シャンプーに入っています。
まだ1ヶ月ですが、ヘアカラーも担当しています。
朝は余裕をもって開店1時間前に出勤し、レッスンしています。
夜も11時くらいまでレッスンしているので、睡眠時間は3時間しかありません。
学生時代も5時間ぐらいでした。
学生時代の写真 「中振袖着付(一般の部)入賞」

それでも、サロンは楽しいです。
先輩は優しいし、きちんと指導してくれるので。
今は、時間が貴重です。
みんなも時間をムダにせず、大切にしてください。
一回一回のタイム計測を集中してやってください。
「集中力」谷川 浩司より (携帯)
集中力の基本は「好き」であることの持続
「どうすれば、将棋が強くなれますか?」とは、もっともよく聞かれる質問である。
実は、この質問には肝心な言葉が隠されている。
それは、「努力しないで」という言葉である。
つまり「どうすれば努力しないで将棋が強くなれますか」と聞きたいのだ。
小さな子どもが上手に将棋を指せば、
大人は「この子の才能をまっすぐに伸ばしたい」
と思うものだ。
しかし、才能という言葉は、あるレベルまでいってからのことで、
それまでは継続的な
努力によってのみ上達や向上がある。
子どもにはまず、継続的な努力を可能にする集中力を養うことが大切なのだ。
幼児や小学生の頃の子どもは、好奇心が旺盛で、
どんなものでも好きになれば夢中になる。
しかし、移り気でもある。飽きてしまうと、親がいくら熱心になって旗をふろうが
太鼓をならそうが、そっぽを向いてしまう。
集中力を欠いている状態で無理強いしても、
柔らかい頭脳には何も染み込んではいかないだろう。
・・・
小さい子どもの私が、将棋をやめたいとも思わずに、
集中し続けることができたのか?
・・・
習い事、スポーツ、そして勉強にしても、
始めたばかりのころは誰も下手で、うまくいかない。
負けたり、失敗したり、わからなかったりすることのほうが多い。
そこで、「こんな面白くないものはやめた!」
ということになったら、おしまいになってしまう。
できない悔しさは、できたという喜びと対になってこそパワーを生み出す。
・・・
私は、将棋を始めた頃、一緒に習い始めた兄に負けた悔しさのあまり、
将棋の駒をかじったことがある。
兄とは五歳の年齢の差があるので、同時にはじめたらとてもかなわない。
それでも、三~四回に一度勝てたのは、
今思うと、兄が力を緩めてくれていたのだろう。
同じ屋根の下に自分より少しだけ強い相手がいたことが幸いだった。
・・・
悔しさからわき起こるやる気を持続させるには、いってみればライバルのような、
具体的で、身近な目標が必要なのだ。
私も最初からプロや名人を目標にして将棋を指していたら、
投げ出していたことだろう。
・・・
最近の子どもは一度の失敗で未来を全部否定してしまう傾向がある。
目標が高いと、遠いと、集中しにくく、簡単にあきらめたり、挫折してしまう。
・・・
動物と違って人間は、未熟の状態で生まれ、
学習することで成長する生き物である。
・・・
集中力持続の目標は一万時間。
十代の成長を支える集中力は、どのようにしたら、みにつくのだろう。
・・・
私の場合も将棋を始めて、中学二年でプロになるまでの約十年間に
一万時間はその勉強に費やしたことになる。
・・・
よく伝統工芸の職人さんが「十年やって一人前」というが、
どんなものでも、一朝一夕でものにすることはできない。
一万時間と聞くとしりごみしそうだが、
十年間かけてと考えれば、一年で千時間。
一日でおよそ三時間程度。
大変なように思えるが、三時間というのは・・・あっという間にすぎてしまう。
問題は、毎日、継続して続けられるかということ。
そのためには、好きになることだ。
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