昨日に引続き卒業生訪問です。
映像はコチラ(PC)
(携帯映像はコチラ グラムール 先輩 で検索)
一年生の教室では、ワインディングを実演してくれました。
この時期は2年生にとって、一番大切な時期です。
いくつかのエステサロンでは、すでに内定者が決まっていますが、
美容室に関しては、これから秋にかけてが就職活動の活発な時期となります。
また、現在は保護者様をまじえての三者面談を行っていますので、
先輩の声は、参考になるかと思いますので引き続き掲載していきます。
彼も去年は、東京の有名サロンを目指して就職活動をしていました。
東京研修にも積極的に参加してくれました。
何度か面接を受けましたが、結局縁がありませんでした。
ずっと東京で活躍することを目標にしていたので、その時彼は、すごく辛かったと思います。
(彼のライバルでもある友人は、第一希望の東京の超有名サロンACQUAに
就職が決まったのですから・・・) 昨日の記事 携帯
就職ガイダンスをしていると、第一希望サロンの面接に落ちた時に、
「先生、もう美容師にはなりたくない(涙涙・・)」とさえ言うほど、
燃え尽きて、落ち込んでしまうこともあります。
真剣に希望が強ければ強いほど、そうなりやすいものです。
これは決して不自然なことではありません。
なぜそんなに希望していたか?これも漠然としたイメージが先行し、実は明確ではないのにです。
学生時代は、すんなり希望するサロンに就職が決まったが、実際に働いてみたら、イメージとは違う・・・
それで、1ケ月とたたないのに、すぐに辞めてしまった・・・などということも珍しくありません。
こうなっては、何のために就職活動していたのか?ということになってしまいます。
次は「就職」ではなく「転職」。学生時代と全然意味が違います。
「なぜすぐに辞めたのか?」この説明から始めなくてはなりません。
さて、冷静に考えてみれば、希望する美容室への就職は人生の最終目的ではありません。
ひとつの通過点として目指していた目標、目印(a mark)であったことは確かですが、
「就職」は最終目的地ではなく、あくまで出発点です。
山登りにも、いくつもの出発点と、いくつもの道があるわけです。
すでに人が整備した山道を歩くのは、スイスイと楽なものです。
途中経過で、誰が一番前にいるか・・・人のことが気になるものですが、実はあまり意味がありません。
よく見れば、人によって、目指す山も歩んでいる道も違うからです。
いつかは自分で、道なき道を開拓しなくてはいけない日がきます。
進むのは遅くても、他人にマネできないことをやる。
この苦労は、やりがいと自信を生むに違いありません。
結局彼は、学生時代にアルバイトしてた大阪の小さなサロンに就職しました。
「小さいサロンだからこそ、アツイんです。」 彼の口調にも力がこもります。
「早く戦力となって、サロンを一緒に大きく創り上げていきたいです。」
すでに先人によって、出来あがった大きな組織もよいが、
自分は、自らも積極的な力となって、サロンを大きくしていきたい。
この考え方は、資本主義社会の根幹をなす大切な「企業家精神」と言えるものです。
彼は、大切なことに気づきました。
大きな組織で、先輩たちのたてた道筋をミスなく、無難にこなす。
そうしているうちに、だんだん失敗を恐れて、新しいチャレンジをしなくなる・・・
今度は、有名サロンに就職した友人が、将来、気をつけなければいけない点です。
現在は、大変有名で、大きく成功しているサロンであっても、
始めは小さな出発点からの「試行錯誤(trial and error)」によって発展してきたことを、
忘れてはいけません。
今だからこそ、言えることですが、彼は、むしろ希望通りいかなくてよかったとさえ感じるのです。
(こめんなさいね)
結果としてこの1年で、彼は本当に大きく成長したなと感じます。
去年の苦い経験があるからこそ、
こうして、後輩達に思いやりをもって、言葉をかけてくれるのだと思います。
本当に有難うございました。これからも頑張ってください。またいつでも学校に来てくださいね。
『無駄に生きるな熱く死ね』 →携帯
答えがみつからないとき、いつも誰かがかわりに答えてくれるだろうと思っている。
自分の人生を、自分で切りひらこうとしていない。
自分の意思でうごいていない。
そんな毎日が続いている。
このまま他人まかせの人生を生きるか。
それともいまから自分の人生をいきるか。
~~~
無駄に生きるな。熱く死ね。
誰かによって作られた目標に翻弄されることなく、
自分の本心から生まれた目標を大切に。
そしてやると決めたからには、腹をくくる。
すべて自分のせいだ。
~~~
自分のことは、自分で決める。
自分との約束を、自分から裏切らない。
これが自分の人生を楽しみ尽くすための最善の方法だ。
~~~
金持ちも貧乏人も、老いも若きもみんな同じようにメシを食って生きている。
時間も1日24時間、平等に与えられている。
だから何かが「できない」理由を探す方が難しい。
それでも人がよく失敗するのは、エネルギーを明確な目的のために
使わないからかもしれない。
航海と同じで、目的地を決めずに海を渡っても、いつか燃料が切れて座礁してしまう。
エネルギーがたくさん残っているうちに、目的地を決めてまっすぐ突き進もう。
~~~
組織が大きくなるほど能力が低く、いやいや働く人間が増えてくる。
自分の力で食べていくという意識が薄れるからだ。
彼らは自分の両手両足を駆使して、獲物を捕える喜びを知らない。
~~~
ライオンはウサギを追うときにも全力を注ぐ。手抜きをしない。
私たちもそういうハングリーさを持つことで、
人としてのプライドを取り戻すことができる。
~~~
失敗して初めてノウハウになる。
何がダメなのか、何をすると不具合が起きるのか、相手を不愉快にさせるのか、
自分が直面しない限り、次回への工夫のしようがないからだ。
何かに挑戦すれば、逆境に立たされることもある。
しかし逆境はいつまでも続かない。
逆境から逃れようとすれば、かえってその逆境がつきまとうだろう。
早いうちに克服すればかすり傷で済むことが、放っておくといつか致命傷になる。
~~~
失敗を恐れて挑戦を避けることこそが、最大の失敗だ。
←応援クリックお願いします