新入生の様子
自己紹介と教室清掃です。
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「2年間、よきライバルとして、仲間として頑張っていきたいです。よろしくお願いします。」
得意技で、みんなを楽しませてくれました。
授業が終わったら、教室の清掃です。
美容師にとって、掃除は基本。
技術の前に、まず衛生。
初めてなのに、本当によく気づいてくれました。
掃除で大切なのは、まず目線です。

「ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる。」
私の思いを込めた言葉です。大切なことは、一歩を踏み出す勇気。
一歩を踏み出さなければ、前に進むことができません。
具体的には、足元のゴミを拾う実践から始めることです。
ゴミを拾う人は、不思議とゴミを捨てないものです。
足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何が出来ましょうか。
鍵山秀三郎「一日一話」 (携帯)
さて、あなたが、美容室に就職した時、なぜ掃除をしなければいけないのでしょう?
美容師さんが、きれいなお店づくり、掃除をすることは、何よりお客様のためです。
切り落とした髪が、いつまでも散らばっていては、困ります。
きっと先輩はあなたに、「もっとよく見て、もっときれいに!」と声をかけるでしょう。
しかし、お客様が見ているから掃除をする、先輩が見ているから、
いや、店長に怒られるから掃除します・・・・理由がこうなってくると、どうでしょう、何か少し変ですね。
教室の清掃。みんなですることになっています。
例えば、あなたは、今日放課後に友達と食事の約束しています。
今日は、たまたま先生も見ていませんでした。
そこで、上の方だけ拭いてサッサと終わらせてしまいました・・・!?
これは、いけませんね。明日はみんなが、困ります。
美容の実習。今度、検定があるとします。
検定があるから練習する。試験があるから勉強する。
先生が練習しなさい、というから練習する。これ当たり前。
さて、検定前日に、友達に遊びに行こうと誘われました。
しかし、成績が悪いと怒られるかもしれません。
そこで、ちょっとガマンして、友達には「ゴメン」と言い、居残り練習しました。
検定の結果は上出来。あなたは、先生に褒められました。
そう、これは素晴らしいコトです。
遊びたいだけ遊んでいては、この世界、絶対に上達しません。
ちょっとした、ガマンの上に結果はついてくるもの。
上の例、確かに練習が良いことに違いありませんが、
あなたがプロになるには、実は、それだけでは不十分なのです。
「○○と言われたから」の前に、あなたの、「意思」はどうだったのでしょう?
先生に言われる前に、「そんなの当たり前」と自分から掃除や練習が出来たでしょうか。
プロには、それができるのです。
自らの、「意思 Will」で、自ら「意味」を感じて「掃除」したり、「練習」してみるとどうでしょう?
人間とは面白いもので、自分の、「仕事」と考えれば考えるほど、
そこには、アイデアや工夫が生まれてくるものです。
先生に習った掃除方法、練習方法を、自分なりに工夫してもっと「奇麗に」、もっと「素早く」できました・・・。
そう、時間=お金でしたね。
こうなると、掃除も練習も楽しくなって、みるみるあなたの「得意技!」
掃除を終えて
★完全な仕事とは何か★
紀元前四四〇年頃、ギリシャの彫刻家フェイディアスは、
アテネのパンテオンの屋根に建つ彫刻群を完成させた。
だが、フェイディアスの請求書に対し、アテネの会計官は支払を拒んだ。
「彫刻の背中は見えない。見えない部分まで彫って請求してくるとは何事か。」
それに対し、フェイディアスは答えた。
「そんなことはない。神々が見ている。」
P.Fドラッカー 「仕事の哲学」 (携帯)
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参考書
鍵山秀三郎「一日一話」
P.Fドラッカー 「仕事の哲学」
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