先輩の話 一日一回でも(5/30)
2008年05月30日15:24
卒業生
去年卒業した先輩が、1年生にお話してくれました。
ワインディングは嫌いですか?
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(携帯映像はコチラ グラムール 先輩 で検索)
・一日一回、一時間でもいいから2年間継続すれば、すごいことになってくる。
・ワインディングは国家試験だけのためと思わず、コツコツ頑張ること。
得意ならパーマのお客様をすぐに担当させてもらえるかも。
同期の彼女は、入社1ヶ月でワインディングに入っている。
・ワインディングはいきなりはうまくならない。
・うまくなるには、好きになること。
・朝からテンションを高く、挨拶する。
お客様のためにも、テンションをあげる。
学生時代の今から友達同士の間でも、テンション高く心がけていけば良い。


すごく参考になりましたね。
朝から元気で、一所懸命なお店はすべて用意周到、準備万端。
余裕もって気配りができるし、お客様のどんな小さなことにでも気づいてくれるお店です。
いつも読む雑誌は今日が発売日。
「新しい雑誌ありますか?」と聞くと
「ごめんなさいね、スタッフが買うの忘れてました・・・今から買ってきましょうか?」
「いやいや、別の読むからいいよ・・・」なんて事はありません。
朝から周辺を掃除したり、元気よく挨拶してくれるお店は、
周辺の地域の人々とのコミュニケーションもよく、
長く繁盛しているお店が多いものです。
さて、昨日の答えです。
先輩の話でもそうでしたが、朝からテンションをあげることは、すごく大切なことです。
もうわかりましたよね。
技術以外に得られるものは、「信用」「信頼」ということです。
毎朝コツコツと練習していれば、友人は、あなたの事をまじめに努力する人だなと思うでしょうし、
いつも寮から、一番早くに学校に行く人は、管理人さんから、頑張ってるんだなと信頼されるでしょう。
もし、相談ごとや、ちょっとした頼み事があれば、
まずは、**さんに頼んでみようか、と名前があがるに違いありません。
あなたの技術がどうか?ということは知らなくてもです。
ちょっとした挨拶でも、清掃でも、普段から誠実に行動していれば、
あの人なら何事にも誠実に対応してくれると、誰からも信頼されるに違いありません。
いつも遅刻したり、約束の時間を守らない人に、誰だって物事を頼もうとは思いません。
大切なことなら、なおさらです。
「仕事力」=「能力」×「信用力」
「信用力」がゼロなら、「仕事力」はゼロ。
たとえ、能力が百点でも、1万点でも同じことです。
あなたが、美容師としてすばらしい技術を身に付けたとしても、
小さな約束すら守れずに、友達からも、「信用」されていない人だったとしたら?
一人のお客様からも予約は入らないでしょう。
すなわち、「信用=お金」ということです。
これは「時間=お金」(覚えていますか?)という考え方と同じく、
社会の基本となる大切な考え方です。
どのような仕事も、信用が大前提。
信用なくしては、ビジネスは成り立ちません。
信用なくしては、社会そのものが成り立ちません。
「信用=お金」であり、
信用とは、日々コツコツと継続して努力することでしか得られないものである
ということをメモにとめておきましょう。
「私の行き方」 阪急電鉄、宝塚歌劇を創った男 小林一三 (PHP文庫) (携帯)
私は常に平凡主義という事を言っておりますが、平凡な事を課して、それが完全に実行される
人ならば、将来見込みがあると考えております。
例えば、勤務時間より三十分前に出勤せよと言います。
・・・
これは一見平凡な事のように思われますが、そのくせ、なかなか実行されぬものです。
しかしこのわずか三十分早目の出勤がどんな結果を生むか?
まず三十分早目に家を出れば、よくある電車の停電とか故障などに遭っても決して
まごつかない。
そして勤め先へ着いたならばまず自分の机の上を掃除し、硯箱のふたをとり、
水差しに水がなかったなら水を入れ、インキ壺にインキを入れ、
いつでも仕事が始められるようにして同僚や先輩の出勤を待つことが出来る。
この間には、自宅や下宿で書きたいと思った手紙を書くのも自由だし、
新聞雑誌を読むのも決して差し支えない。
そして、仕事の開始にあたっては、誰よりも早くかかることが出来、事務も迅速に
はかどるし、したがって目上の受けも良いという結果になるのです。
これに反し、時間をきっかりに家を出た場合には、
電車の停電などにぶつかると、すぐ遅刻をする。
遅刻をすると、慌てるので事務も完全に出来ない。
しかもこういう時に限って、急用が出来て社長が来たり課長が来たりして、
「まだ出勤せぬか」と言って、怠けている訳でなくとも怠けているように
見られてしまう。
・・・
ざっと言ってみればこんな訳で、わずか三十分早目の出勤が、
どれほどその人を価値付ける事になるかもしれませんが、
これを一ケ年続ける根気のある人は、まず勤め人としての資格のある人として、
必ずどこかで認められて出世の糸口をつかむことになりましょう。

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