アメリカ研修まとめ2 「最終回」です。
4.顧客をつかむ
「顧客」さんとは、何度も指名してくれるお客様でしたね。(→記事リンク)
あなたの事を贔屓(ひいき)にしてくれる大切なお客様。
通りがかりの、安売りチケットをみて、一度は他店に行ったお客様。
「やっぱり●●さんじゃないとダメだわ。」と言って戻ってきてくれました。
あなたが美容師になった時、お客様にこう言われたら?と想像してみてください。
「●●さん、いつもありがとうございます。」
こう笑顔で言いつつも、内心ドキッとするばす。
ああ、美容師は常に勉強だな、「お客様の目線」で周りの状況を把握し、
自分が「お客様に選ばれ続ける理由」がなければ、いけないんだ。
いつも来てくれるお客様とて、当たり前に思ってはいけないな。と・・・。
あなたがお客様なら、なぜ、そのお店に通うのでしょうか?
技術が素晴らしく、スタイルに満足できるから?
これ、当たり前ですよね、でなければ行きません。
でも、もしかしたら、他の店に行けば、
もっと良いスタイルを提案してくれるかもしれません。
「そこしかない」と思っていても、あなたは、まだ「知らないだけ」かもしれません。
誰だって、もっときれいに、もっとカッこよくなりたいと思うのは当然です。
美容師さんって、いつもお客様に選ばれる仕事。
皆さんの近くの美容室に、お母さんに娘さん、そしておばあちゃんにお孫さん・・・
ずっと長くお付き合いしている美容師さんはいませんか?
絶対にいますよね、こういう美容師さん。長年、選ばれ続けています。
あなたのことを、いつも心配してくれる美容師さん、
一緒に喜んで、時には一緒に悲しんでくれる美容師さん。
「大阪の美容学校に入学したんだって!?おめでとう!でも始めは大変。
私だって何度もやめようって思ったよ。でも自分が決めた道だから。
美容師は素晴らしい仕事だから頑張って!」
新入生の皆さん、いつもの美容師さんは、あなたに声をかけてくれませんでしたか?
ちょっとした「思いやり」がきっとあなたを勇気づけてくれたはず。
研修を終えて最後の挨拶
「僕たちの仕事は、技術だけじゃなくて、お客様との楽しいおしゃべりも欠かせないんだ。」
5.世界に目をむけよう
さて、今回はアメリカ研修を特集してみました。
なるべく、雰囲気を実感していただくために、映像なども紹介しました。
しかし、「百聞は一見にしかず」の諺どおり、
「自分の目で見て、体験すること」にはかないません。
グラムールの課外研修では、アメリカのほかにヨーロッパ、国内では東京、京都など実施しています。
課外研修の参加は任意(別途費用)となっています。
それぞれ自分に合った研修に参加することができます。
誰でもがインターネットで簡単に情報を得ることができる時代です。
氾濫する情報の中で、物事がただ「見える」「見えた」ではなく、
明確な意思をもって「見る」ことができるために、
「日本中に、世界中に、広く目を向けよう。美容はもちろん、文化や歴史を学ぼう。」
という、考え方のもと、どの研修も内容を吟味して、行程を作成しています。
どの研修でも、帰ってきた学生たちの意識の変化は、目覚ましく、
いつも、感性豊かな若者たちの感動を目の当たりにし、嬉しく思っています。
目的を定め、目標を立てて努力すれば、夢は、実現すると思います。
思わない風にはなれないし、夢みることすらできないことは、絶対に実現できません。
人は、自分が思ったとおりの人になります。
あなたは、美容師になって、お客様にどような気持ちになってもらいたいのでしょう?
あたたが、美容師になって、沢山のお客様の笑顔に囲まれている自分を想像してみましょう。
思いやりをもって、夢みてみましょう。
それを実現するために、
今の自分の努力があるということを忘れてはいけません。
アメリカ研修 おわり
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